一般歯科治療

むし歯・歯周病の予防は検査から

むし歯や歯周病の原因とは

むし歯や歯周病の原因とは

お口の病気のなかで特に多くの人がかかっているのが「むし歯」と「歯周病」です。歯に付着しているプラーク(歯垢)が、これらの病気の原因となります。プラークが歯に残っていると、むし歯・歯周病になるリスクを避けられません。確実に予防をしていくためには、むし歯や歯周病が細菌に起因する感染症であるという認識をしっかり持つことが大切です。

検査でむし歯・歯周病のリスク低減

当院では、むし歯・歯周病のリスクを低くするために、以下の検査をしっかり行います。

  • カリエスリスク検査(唾液検査)
  • ダイアグノデントを使用したむし歯検査
  • 細菌検査
  • 咬み合わせのチェック

これらの検査によって、症状が進行する前に最小限の治療で歯の状態を改善できます。また、患者様自身が、自分のお口の状態や食生活についてよく知ることができます。

カリエスリスク検査(唾液検査)

この唾液検査によって、むし歯になりやすいか、なりにくいかがわかります。リスクをよく知ることで、ケアがより簡単・確実になるのです。

むし歯の初期段階では、脱灰(歯が溶ける)と再石灰化(溶けた部分が元に戻る)が繰り返されています。つまり、自分自身で歯を治しているのです。その際に再石灰化をうながしているのが唾液です。この唾液の力を調べることで、リスクを低減します。

ダイアグノデントを使用したむし歯検査

ダイアグノデントというレーザー装置を使用することで、初期のむし歯の状態を詳しく知ることができます。初期のむし歯は、環境を整えることにより治る可能性があります。この微妙な状態を知ってケアすることで、歯を削る治療を避けることができるのです。

ダイアグノデントを使用したむし歯検査

歯周病の細菌検査と内科治療

歯周病の原因は細菌です。良好な状態や治療直後の状態を長期的に維持するためには、原因除去が原則となります。歯周病の細菌検査には、5分程度で判定できる簡易型のものと検査施設に依頼して細菌種まで特定するものの2種類があります。検査によって細菌の種類を特定できれば、内科治療による除菌が可能です。

たとえ歯周ポケットを洗浄しても、90日程度で細菌は元の数まで戻ってしまいます。当院では、内科治療を導入して抗菌薬の服用(3日間)と歯周ポケット洗浄を併せて行うことで、効果的な除菌を実現しました。

細菌数が元に戻るまで長くかかるため、その間に環境改善が可能となり、より健康で維持管理しやすい歯周組織を取り戻すことができるのです。

歯周病の細菌検査と内科治療

重心動揺計

重心動揺計

別名「グラビコーダ」という装置です。下顎は筋肉によって頭部にぶら下がっています。また開口させる筋肉は肩や胸につながっています。ですから下顎の位置(咬み合わせ)により顔が曲がったり歪んだりと見え方に影響するのです。身体のバランスも考慮して治療を行うためには、このような機器を使用する場合もあります。

歯周病と臭いの関係

口臭の原因はさまざまですが、歯周病菌が原因になることが多々あります。また、臭いのもととなる物質(硫化水素・メチルメルカプタン・ジメチルサルファイドなど)は主に舌苔で作り出されるため、こうした原因の除去が口臭改善に役立ちます。ただし、身体の病気が原因になっている場合もありますので、ご注意ください。

口臭予防と対策

口臭予防と対策

歯周病以外の口臭の原因は、食生活や生活習慣、自臭症などさまざま。簡単には原因を特定できないため、まずは食生活や生活習慣の見直しが大切です。

口臭予防に効果的なのは正しい歯磨き、規則正しい生活、食事、そして歯科医院での治療です。また、睡眠不足やストレスの解消、しっかり噛むことも予防につながります。

レーザーでの無痛治療

レーザーでの無痛治療

先端技術の一つとして、無痛でむし歯を削ることができるレーザー治療があります。外科的治療、歯周ポケット内照射、メラニン色素除去、口内炎などの疼痛緩和、創傷治癒の促進など、低侵襲の身体にやさしい治療方法としても幅広く応用されています。

レーザーの波長の違いで反応する物質が変わります。その性質から水への高い吸収性があり、生体組織に対して蒸散能力が高く照射部の表層に限局される、他のレーザー光に比べて組織深部への影響が少ない歯科医療に適したEr:YAGレーザーを採用しています。

予防のための歯のクリーニング

PMTC

プラーク(歯垢)や歯石は、どんなに正しいブラッシングをしていても溜まっていくものです。PMTCは、専門機器を使用して歯の溝や間(歯周ポケット)に溜まった歯垢や歯石、歯周ポケット内のバイオフィルム(細菌の集まり)まで除去するクリーニング方法です。

3DS

マウスピースと抗菌剤を使って原因菌を殺菌する、むし歯になりやすい方におすすめの予防法です。抗菌剤を塗ったマウスピースを毎晩5分間だけ装着し、歯の表面に薬を作用させることで、むし歯菌の数を減らします。